【3:2:0】【25分~】レトリーバー~コワレヌモノ~ローヴァーゲイル外伝【宙運連】


《ジャンル》

SF シリアス

《あらすじ》

とあるジャンク屋船で働かされている少年少女達がいた。

《登場人物》

【J】男性。

年齢10~12。機械好き。好きなことに一直線タイプ。スラム街出身。作品内で3年時間が経過します。少年なので女性が演じても大丈夫です。

【K】女性。

年齢10~12。まじめで優しくJに振り回されがち。スラム街出身。作品内で3年時間が経過します。

【I】女性。

年齢14~16。ジャンク屋船内でJとKの同室で面倒を見てくれる2人にとってのお姉さん。AI、オペレーター(OP)ナレーション(N)の兼役があります。

【ガジル】男性。

年齢20代。ジャンク屋船の船員。典型的な下には強く、上にはへこへこタイプ。

【ボス】男性。

年齢40代。荒くれ者達をまとめあげるジャンク屋船の船長。

【偉い人】男性。

後半に登場。JとKが偉い人だと思ったので偉い人。実際偉い人。ボス役の方が兼役お願いします。



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J:ぉおおお!

J:見てよこれ!


K:…はぁ、また怒られるよ


J:これはすごいパーツなんだよ!


I:J、そろそろ見回りが…


ガジル:おい、てめぇまたサボってんのか?


J:ち、ちがうよ、見てよこれ


ガジル:はぁ?それがどうした


J:これを使えば作業用アームの伸縮効率が20%はよくなるよ!


ガジル:チッ、んなもんどうでもいいんだよ

ガジル:言われた通りの事をしろって何度言わせんだ、よっ!!


J:うっぐぅぅ


K:J!!


I:ガジル!あなた!!


ガジル:ああ?なんだ文句あんのか?

ガジル:言いたいことあるなら言えよ!


I:…


ボス:うるさいと思ったら、何油売ってんだガジル


ガジル:ボ、ボス!!さーせん、すぐ戻りやーす


ボス:早よ来いよー


ガジル:あーい!

ガジル:命拾いしたなガキ共。サボんじゃねぇぞ


J:つぅぅ…


K:J、大丈夫?


J:うん、なんとか


I:ガジルは理由をつけて鬱憤を晴らしたがるやつなのよ、気を付けてね


J:わかったよ、アイ姉


K:そもそも、あんたが遊んでるからでしょ


J:遊んでないって


K:遊んでた!


J:遊んでない!


K:むーー!

J:むーー!


I:はいはい、さっさと、やりますよー


K:ハッ!

J:ハッ!


I:また殴り飛ばされちゃたまらないでしょ、ほら、急ごうね


K:はーい!

J:はーい!


J:(M)僕達はスラム街にいた。

J:(M)気付いた時には親なんていなくて

J:(M)泥水を啜り、残飯をネズミと奪い合いながら生きていた。

J:(M)唯一の遊び場はよくわからない大量の廃棄物が捨てられている場所。

J:(M)そこでいろんなものを組み立てて、おもちゃにするのが日課になっていた。


K:(M)私は、気付いた。壊れたものを直して売れば美味しいご飯が食べられるんじゃないかって。

K:(M)だからこいつが遊びで直す物を売り捌いた。

K:(M)それがいけなかった。

K:(M)段々と売れて軌道に乗りかけた時、あいつらは来た。


ボス:『よぉ、これを、直したのはお前らか?』

ボス:『すごいな、この才能をこんな所で埋もれさせるのはもったいない。俺達の所に来い。』

ボス:『まぁ、拒否権はないんだがな。連れて行け。』


K:(M)こうしてこの自称ジャンク屋に捕まった。


ボス:『男はJ、女はKな。あ?名前なんか飾りだ。なんでもいいんだよ』


J:(M)僕はそれからJになった。


K:(M)私はKになった。


ボス:『同室のアイにいろいろ教えてもらえ。アイ、ちゃんと使えるようにしておけよ。』


I:『はい、わかりました。』


J:(M)薄暗い部屋がそこだけ明るく見えるほど、銀髪が輝くキレイな人だった。


K:(M)この人も私達と同じなのかな、と疑問に思うほどに。


I:『ちゃんとしてれば、ご飯も出るから、大丈夫、大丈夫よ。』


J:(M)アイ姉は優しかった。


K:(M)いろんなことを教えてくれた。


J:(M)だから頑張った。


K:(M)頑張れた。


J:(M)けど…。


K:(M)半年が過ぎた頃


ガジル:てめぇら、なにしてんだよ。仕分けすらできねぇのか!いつになったらできるんだぁ?


I:ガジル!私達、もう3週間もまともに休めてないのよ

I:この子達だけでも休ませて!


ガジル:なに舐めたこと言ってんだクソアマぁ!


I:きゃぁっ


ガジル:ん?あー、お前…そろそろ、、、

ガジル:ボスに相談だな


I:…え?


ガジル:ガキ共!てめぇらは今日メシ抜きな、ちゃんとやらねーと、明日も抜きにするぞ!


J:そん、な


K:う、ぅぅ…


I:ガジル…!

I:ほら、食べて


J:これアイ姉のだよ?


I:私は大丈夫だから


K:私達も大丈夫だよ、慣れてるから


I:いいの!2人が大きくなってくれたら私も楽ができるでしょ?


J:そ、そうなのかな


I:そうよ、だから食べて


K:…う、うん、ありがとぅ


J:ありがとう!アイねーーーー


ガジル:オラァァ、邪魔するでぇ


ボス:…お前、いつもそんな感じなのか?


ガジル:あ、いや、その、あれです、ノリっすよ


ボス:ああ、そう。それで?


ガジル:うすっ、ほら!アイのやつ見てください!いい感じでしょ


ボス:…ふむ。少し早い気もするが…他がもう使えなくなってきたしな


ガジル:おお!ということは…!


ボス:まぁ、よしとしよう


ガジル:さっすがボス!わかってるぅ!!


ボス:アイ、来い


I:え、あの…


ガジル:ボスが来いって言ってんだから早く来いよ!


I:ど、どういうことですか?


ガジル:わかってんだろ?見たよなぁ?前の部屋でよぉ…


I:…ッ!!


ボス:アイ、お前の番だ


I:い、嫌…!


ガジル:てめぇ!ボスの言う事が聞けねぇのか!


I:…


ボス:ならば、そうだな、K、あいつでもいいだろ


ガジル:ま、まじすか!いいんすか!


ボス:アイが無理なら現状、あいつしかいないだろ


K:え?私?


J:Kが選ばれるの!すごい!


K:J…絶対すごいことじゃないと思うよ…アイ姉、すごく嫌そうだもん


J:…あ、ほんとだ


ガジル:へっへっへ…K!こっちに来い


K:痛っ…離してぇ


J:K!


ガジル:いいから、来いってんだ、この!


I:待って!


ガジル:あ?


I:行くから!

I:私が行くから…


ボス:そうか。離してやれガジル


ガジル:ちぇー、ガキ、おまえの番まで楽しみにしとけよ


ボス:行くぞ、アイ


I:…はい、わかりました


ボス:にしても、お前、そっちもいけるのかよ


ガジル:何言ってんすか、あれくらいが意外といいんすよ?


ボス:…流石に引いたわ


ガジル:ちょっとボスぅ〜

……

K:アイ姉、大丈夫かな…


J:きっと大丈夫だよ


K:そう、だよね


J:寝よ、明日も頑張らないと



J:(M)その日からアイ姉の言葉が減っていった。


K:(M)毎日毎日どこかに連れていかれて


J:(M)日に日にやつれ、ボロボロになっていくのがわかった。


J:あ、アイ姉、これ食べて!


I:…え?


K:わ、私のも!


I:貰えないわ、それはあなた達のでしょ?


J:僕達に元気が無かった時にアイ姉くれた!


I:…そうね、でも、いらないのよ


K:そんなこと言わないで!


K:食べればきっと元気に


I:いらないって言ってるでしょ!!!

I:…ぁ


J:ご、、ごめ、ん、、


K:アイ姉が、元気に、なれば、と思って…


I:あ、、その、怒鳴ったりしてごめんなさい、その、私もちょっと疲れてて


J:アイ姉…


I:ありがとね、少しだけもら‐‐


ガジル:オラァァ!アイぃぃ、行くぞぉ


K:待ってよ!アイ姉疲れてるんだよ!


ガジル:ああ?なんだガキぃ?殴られてぇのか?


I:ガジル…行くから、やめて


ガジル:おーおー、すっかり物分かりがよくなっちゃって、アイ姉ちゃんに感謝だなーお前らー


J:アイ姉、無理しないでね


I:大丈夫よ


K:ご飯残しておくからね


I:大丈夫よ


ガジル:おら、行くぞ


I:…はい


J:(M)それから1週間、


K:(M)アイ姉に少しでも元気になってもらおうと


J:(M)ご飯を分けたり、こっそり作ったおもちゃを見せたり


K:(M)色々やった。


I:…ありがとね、二人共



J:(M)ほとんど無口になっていたアイ姉が


K:(M)そう言い残し連れ出されてから


J:(M)アイ姉は部屋に戻って来なかった。



K:アイ姉、どうしたのかな…


J:きっと別の部屋で作業してるんだよ


K:そう、だよね…


J:うん、だから大丈--


ガジル:ガキ共ー!手が止まってんぞ!!


J:…

K:…


ガジル:なんだぁその目は?


J:ア、アイ姉はどこにいったの?


ガジル:はぁ?アイ姉?、、あー


K:アイ姉戻ってきてない


ガジル:…まぁ、顔はキレイだったからな、昨日来たしょうかn


ボス:おい、ガジル!


ガジル:ボ、ボス!!


ボス:またてめぇはサボってんのか?あぁ?


ガジル:いやいや、こいつらがサボってたんすよ


ボス:…JもKも過去一で優秀だ、余計なことして使えなくするなよ、特におめぇはやりすぎる


ガジル:へ、へい…!


J:ど、どういうこと!?


ガジル:うるせぇな、黙ってろガキ!


J:うっ


K:J!


ガジル:チッ、ボスだって楽しんだくせに、壊したのを人のせいにしやがって


K:何言ってるの…?


ガジル:いいから早く作業しろ!ぁーあ、新しいの見つかんねぇかなー


J:(M)それからアイ姉が戻ってくるのを信じて


K:(M)地獄のような日々を過ごした。


J:(M)そして


K:(M)3年の月日が流れた。


J:(M)3年も経てばわかる。


K:(M)アイ姉は戻って来ない。


J:(M)アイ姉がどういう扱いをされていたのかも。


K:(M)私もきっといつかそうなるということも。


J:(M)けど、後から連れてこられたエル、エムと


K:(M)前の英字の抜けた所に入った女性が


J:(M)Kより歳上だったのもあって


K:(M)私の番はまだだった。



I:(AIロボ)『ワタシハジリツAIロボットX105ーSデス』


J:ぉおおお!Sシリーズ!


K:いいから、早く作業して


J:こいつのチップを使えば…!


K:もう!早くし、ろっ!!


J:あで!叩くなよ


K:見回りがくる時間よ


J:あ、、すまん、ありがとう


K:はいはい、さっさとしてよね


ガジル:チッ、まじめにしやがってつまらねーやつら…

ガジル:にしても、、、そろそろあいつ、いいんじゃねぇのか?


J:(M)こんな感じでちゃんと作業をこなしていた。


K:(M)そんなある日の就寝前……。


J:これをこうして、こうすれば…


K:あんた、よく飽きないよね


J:えー、だって面白いじゃん


K:全くわから‐‐


ガジル:オラァァ!邪魔するでぇ!


J:ッ!

K:ッ!


J:…どうしたの?ガジル


ガジル:Jぃ、これが何かわかるか?


J:それは…展開式拘束射出銃?(てんかいしきこうそくしゃしゅつじゅう)


ガジル:おー、さすがだな、ほれ、バンバーン


J:は?うっ、、ぐぅぅ


K:J!?ガジルなにして…!


ガジル:Kぃ、お前もいい感じになってきたよなぁ


K:ちょ、やめっ


ガジル:ボスがよぉ、アイ以降、壊れないようにって交代制にしちまったんだよ


K:はぁ?


ガジル:だからみーんな困ってんだ

ガジル:クソほど船員がいるんだから1回終わるとよ、、

ガジル:どんだけ待たねーといけねーんだって話だよなぁ!


J:ガジル、お前…!


ガジル:うるせぇなぁ、黙ってろ


J:ぐぅぅうあああ


ガジル:へっ、気絶しない程度に痺れるようにしてある。特等席で見てな


J:ぐぅぅぁ、く、そ


ガジル:ん〜、ガキん頃からいいとは思ってたけど、やっぱ俺の目に狂いはなかったなぁ


K:や、やめ…


ガジル:ぎゃははっ、いいねぇ、最近のは、もう慣れちまったやつらだからよぉ、そういうのが見たかっ---


J:らぁああ!!


ガジル:うっぐ…こいつ、もっと強くしてや‐‐


I:(N)ドォンという音が突然響き渡り、船が揺れる


ガジル:ああ?てめぇなにした?


J:い、いや、何も…


ガジル:じゃあなんだってんだ


I:(N)突然けたたましく警報音が鳴る。


I:(OP)『総員第一種戦闘配備!パイロットはドックへ急いで下さい!繰り返します!総員第一種戦闘配備!パイロットは…』


ガジル:はぁ?俺たちジャンク屋がなんでそんなことになる

ガジル:チッ、ここ一応通信機あったよな


K:そ、そこに


ガジル:旧型かよ、まぁいい


ボス:『今は戦闘配備中だ、てめぇらは静かに…ってガジル、そこて何してる』


ガジル:へ、へへ、ちょっと見回りを…それよりなにがあったんす?


ボス:『はぁ、おめぇはほんとに…まぁいい。アブサードのやつらだ、あいつらが来やがった』


ガジル:は?【宙運私警団】が!?なんで


ボス:『知るか!誰かがヘマこいたのか、なんなのかわからんが、てめぇもさっさと出撃しろ!』


ガジル:へ、へい!

ガジル:なんでこのタイミングに…くそ!


I:(N)走り去るガジル。


K:な、なにが…


J:ぐぅぅう


K:J!今助けるね


J:あり、がと、うぅ…


K:…これで、どうかな


J:おぉ、外れた、助かったぁ


K:…助かってはないような


J:確かに、、ずっと爆発してる音がする


K:大丈夫かな


J:……眠いから寝てもいいかな


K:あんたねぇ…


J:明日も早く起きないと


K:はぁ…



J:(M)少しだけ目を瞑っただけだったのに


K:(M)次に目を開けた頃には終わっていた。


J:(M)一方的だったようで


K:(M)すぐに制圧されたらしい。


J:(M)そして僕らは


K:(M)たぶん、そこの偉い人に呼び出されていた。



偉い人:さて、君たちがJとKかな?


J:そう、ですけど


偉い人:そんな警戒しなくていい、少し話がしたいだけだ


K:話ってなに


偉い人:君達は事故があった場所やデブリ帯の廃船等から使えるものを取っていたんだな


J:そうだよ、ジャンク屋だから


K:廃品回収行為は正式に認められてるはずよ


偉い人:申請があれば、な


J:…え?


偉い人:君達はいわゆる、非合法ジャンク屋だったわけだ


K:そんなわけない


偉い人:わけ、ないんじゃないのかな。君らがされてきた事を考えても、明らかにおかしいと思うけど?


J:…どこかで、そんな気はしてた


偉い人:そうか


K:ということは私達、犯罪者…?


偉い人:そうなるね


K:そんな…!


偉い人:だが、我々は優秀な人材を求めてる


J:へ?


偉い人:J、君だったんだね、こちらの回収班が向かった時、『非合法ジャンク屋なら絶対持っていかないパーツまで盗られてる』なんてよく驚かれていたよ


J:えーっと


偉い人:ああ、怒ってるとかではなく、すごい、と言いたいんだよ。ああいう環境下でそういう判断ができる人は中々いない


K:J、よかったじゃない


J:う、うん


偉い人:K、君もそんなJと共に作業をこなし、しかもあの船の中ではトップだったとか


K:そうなの?知らなかった


偉い人:他の子達が言ってたよ


J:あ、その子達は…


偉い人:みんなこちらで保護するよ、大丈夫だ


J:そっか、よかった


偉い人:こちらもよかったよ。君たちを見つけられて


K:どういうことですか?


偉い人:先週、ある違法娼館船を拿捕したのだよ。そこにいた銀髪の女性が


I:『身寄りの無い子供達を攫って奴隷のように扱うジャンク屋があるんです。。そこにJとKと呼ばれてる子達がいるの。助けてあげて欲しい!お願いします…!』


偉い人:と、君達のことを教えてくれたんだよ


J:ア、アイ姉だ…


K:アイ姉、生きて…!


J:どこに、どこに行けば


K:会えますか…!


偉い人:…


J:あの、僕達アイ姉と同部屋で


K:助けてもらってばかりで、私達何も…


偉い人:彼女は、もういない


J:え…


K:それって


偉い人:よほど酷い目にあったのだろう。救助した時には既に全身にウィルスや菌が回ってしまっていた

偉い人:医師がこの状況で生きていたのがおかしいと言うほどだったよ。きっと君たちの事が…いや、言うまでもないか


J:…くっ、うぅ…アイ、姉…


K:私達…最後まで、アイ姉に…


偉い人:…さて、泣きたい所すまないが、私も忙しいのでね


J:…逮捕、ですか?


偉い人:いや、君達次第だよ


K:優秀な、人材をって話?


偉い人:そう、ちょうど回収班に2名空きが出ててね。そこに入ってくれるというのなら、お咎め無しにしてあげよう


J:それは…


K:そんなの選択肢なんて…


偉い人:無いのか?自由に選べるんだ。好きにしたらいい

偉い人:だが、散々いろんなものを奪われてきたんだ。それらを取り返すチャンスをみすみす逃すのか?


J:僕、、いや俺は、やる…やってやる!


K:J…!私だってやるわ!


偉い人:よかった、そう言ってくれると信じていたよ。

偉い人:ふむ…そうなるとJとKじゃ呼び辛いな、、


偉い人:よし、ジェイクとケイラ、これでどうだ


J:ジェイク…


K:ケイラ…


偉い人:安直な名前だがな、許してくれ


J:いい!ジェイク!ジェイク!


K:まぁ、悪くないわね


偉い人:それからこれを渡しておく。超小型作業用ボット。中にAIが入ってる。こいつからいろいろ聞いてくれ


I:(AI)ヨロシクオネガイシマス


J:なんだこの箱型ロボット!


K:うわぁ…これはジェイを刺激しちゃう


J:ジェイじゃないぞ!ジェイク、な!ケイ!


K:あんたこそ!ケイじゃなくてケイラ!


J:むーー!

K:むーー!


偉い人:オッホン!


J:ハッ!

K:ハッ!


偉い人:大丈夫そうだね。ならば外に出て案内に従ってもらおうかな


J:はーい!

K:はーい!


I:(AI)デハ、コチラニ…


J:(M)こうしてぼ、俺達は宙運私警団のいる【宙運連】の


K:(M)回収班に所属する事になった。


J:(M)入ったところがまたとんでもないチームだったんだけど


K:(M)それはまた別のお話。



ボス:(N)これは奪われた者達が


ガジル:(N)様々な事件や謎に巻き込まれながらも解決し


I:(N)取り返していく物語。。。


J:(N)ローヴァーゲイル外伝


K:(N)『レトリーバー』


I:(N)コワレヌモノ



おしまい



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