【0:2:1】生ハム少女ウメミ☆キツネ【6分~】
《ジャンル》
ギャクコメディ 日常
《あらすじ》
今日は特製生ハムの特売日!売り切れ必須の商品を何としても手に入れたい二人の前に現れた生ハムとは…!
《登場人物》
ウメ:女性。元気系女子。生ハムが好き。
キツネ:女性。落ち着き系女子。生ハムが好き。
生ハム:性別不問。生ハム太郎。自称生ハムの精霊。ナレーションもお願いします。(N)表記であります。
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ウメ:おいひぃー!
ウメ:こんなに生ハム食べられるなんて
ウメ:あっ!こっちにも生ハムでできたお家があるぅー!
ウメ:ばくっ!モグモグ…さ、最高…
ウメ:…ハッ!夢!?はぁ…もっと見てたかったなぁ…って、今何時!?
生ハム:(N)時計の針は11時を指していた
ウメ:嘘でしょ!あーもう、絶対売り切れちゃうよぉ、1ヶ月も待ったのにぃ…急いで行けば間に合うかも、よーし!まってろよー!超激旨生ハムぅぅ!
キツネ:やっぱり楽しみの前に飲むコーヒーは最高だな…
キツネ:(ストバでりんごPC開いてる私…超できる女みたいね!)
キツネ:(さて、本日のミッション、最高級生ハムを手頃な価格でGET!の開始時刻は12時…)
キツネ:(まだ余裕があるわね…ホームページでも見ながらどう調理するか考えておかないとね)
キツネ:…っ!?え、あ…え?10時開始ぃ!?
キツネ:嘘でしょ…くっ、私としたことが…入荷時間を間違えるなんて…間に合わせてみせる!
生ハム:N)ここはとあるスーパー
生ハム:(N)そこには残り1個となった生ハムに
生ハム:(N)近づく2つの影が…
ウメ:(よかったぁ、まだ1つ残ってた!)
キツネ:(ふー、私にかかれば余裕ね)
ウメ:あっ…
キツネ:え?
ウメ:すみませんっ
キツネ:い、いえこちらこそ、、
ウメ:えっと、あー
ウメ:この生ハムおいしいですよね!
キツネ:はい!何に使ってもよきなんですけど…
キツネ:ついついそのまま食べちゃうんですよね
ウメ:わかりますわかりますー!
キツネ:…これ最後の1つなんですよね…
ウメ:むむむ、うーん、、、
キツネ:じゃ、じゃんけんで決めるとかですか?
ウメ:おー!じゃんけん!!いいですね!
キツネ:じゃん
ウメ:けん
ウメ&キツネ:ぽん!!
ウメ:…くぅぅう
ウメ:どうぞ!あなたのものです!
キツネ:あー、その、いいんですか?
ウメ:はい!
ウメ:またの機会で大丈夫ですから!
キツネ:あの、、もしよければ一緒に食べませんか?
キツネ:お昼まだならですけど…
ウメ:…え、い、一緒に!?
ウメ:いいんですか…!?
キツネ:はい、やっぱり一人より二人の方が美味しいと思いますので、どうですか?
ウメ:ぜひ!行きます!食べますぅう!!
キツネ:こちらです、どうぞ
ウメ:おっじゃましまーす!
キツネ:飲み物なにがいいですか?
ウメ:抹茶ミルクティーで!
キツネ:えっと…ホットでもいいですか?
ウメ:あるの!?
キツネ:インスタントならですが…
ウメ:じゃあそれに氷いれてほちぃ!
キツネ:あ、はい
ウメ:おきちゅさんはーどこでこの生ハムのこと知ったんですかー?あ、おきちゅさんでも大丈夫ですか?
キツネ:え、ええ…大丈夫ですよ、私はネットで知って、一度食べてからは、もう必ずと言っていいほど買っていますね。ウメミヤさんはどうですか?
ウメ:さんとかいらないよー、ウメとかウメミーでいいよ!
キツネ:あ、はぁ…
ウメ:歳近いみたいだしー、私もおきちゅ呼びさせてもらうね!
キツネ:わ、わかりました、ウメミヤさ
ウメ:さん?
キツネ:う、ウメミー…
ウメ:うんうん、よろしいよろしい!
ウメ:それで私はねー、匂い…かな!
キツネ:匂い…ですか?
ウメ:そう!超激旨な匂いを感じたんだよね!
ウメ:それから私も絶対、手にい入れるようにしてる!
キツネ:一緒ですね
ウメ:一緒だね!
生ハム:(N)笑い合う二人…てぇてぇ!
キツネ:あ、そろそろ食べましょうか
ウメ:そうだね!食べよ食べよ!
生ハム:(N)生ハムを袋から出し
生ハム:(N)1枚ずつ取ろうとするキツネ
生ハム:(N)しかし…
キツネ:あ、あれ…うまく取れませんね
ウメ:えー、おきちゅーなにやってんのー?
キツネ:おかしいです、ねっ
生ハム:いっ
キツネ:やっぱり無理そうです、ウメミーお願いします
ウメ:まっかせてよね!
ウメ:よいしょっ…
生ハム:いっった
ウメ:え、うそでしょ!?
ウメ:びくともしないんだけど…!
キツネ:二人でやりますか?
ウメ:だね!そうしよう!
キツネ:せーの
ウメ&キツネ:えぇぇい!!
生ハム:いた、いっいてててててて
ウメ:だめかー、もういっかい!
キツネ:せーの
ウメ&キツネ:おりゃぁぁあ!!
生ハム:ああああ!!痛いって言ってんだるぉおおお!!
キツネ:え?
ウメ:へ?
生ハム:なんでだよ!
生ハム:なんで、剝がしても剥がれないのに
生ハム:無理やり剥がそうとすんだよ!!
生ハム:おかしいだろ!!
キツネ:えっと…
ウメ:な、なにこいつ
生ハム:あ?なんだよ
生ハム:俺は生ハム太郎、てめらこそなんだよ
ウメ:おー!生ハムの妖精さん!?
ウメ:私はウメミヤ!ウメミーって呼んで!!
キツネ:…わ、私はおきちゅって呼ばれてます
生ハム:あー、そうゆうことか…
生ハム:くそー、こんな最悪な出会い方するパターンはじめてだよ!!
ウメ:どゆこと?
キツネ:出会い方?
生ハム:はぁ…ふぅー、、、
生ハム:『ボクは生ハム太郎!ボクと契約して生ハム少女になってよ☆キャピ』
キツネ:え…キモ…
ウメ:き、キモすぎなんですけど!
生ハム:ぁぁあああ!!
生ハム:こっちだってはずかしいんだよ!
生ハム:決まりだからしょうがねぇだろがぁああ!!
おしまい
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